アトピー 落屑(らくせつ)ってどんなの?

落屑(らくせつ)とは、乾燥した皮膚の表層が角質化しポロポロはがれ落ちる症状のことをいいます。
落屑(らくせつ)は、アトピー性皮膚炎の方やフケ症の方、新生児によく見られる症状です。


【アトピー性皮膚炎の場合】

アトピーの治癒経過と皮膚代謝は密接に関係しています。
アトピーの治癒で、皮膚の代謝が正常に戻る過程で、乾燥を伴うとともに皮剥けが起きるようになります。
この皮剥けと落屑の違いは一見わかりに くいです。
「皮剥け」の場合は、表皮層まできれいに完成された状態で皮膚が剥がれ落ちますが、「落屑」の場合は、表皮層が不完全 なうちに皮膚が剥がれてしまうため、傷になってしまうのです。
そのため、落屑は無理に剥がしてはいけません。
落屑がひどい場合には、脱風呂、脱洗顔をされるという人もいるほどですので、注意しましょう。


【フケ症の場合】

皮膚の炎症が原因のフケを落屑と言います。
湿ったようなフケは脂漏性落屑、乾いたフケは粃糠性落屑に分類されます。
脂漏性落屑は皮脂の過剰分泌が原因で、粃糠性落屑はヘアケア不足、あるいは角化の異常が原因といわれています。


【新生児の場合】

新生児の場合は、皮膚の発達段階に起こります。これは特に心配する症状ではありません。新しい皮膚に生まれ変わるための大切な準備段階です。
生後1ヶ月以内に突然、皮膚がポロポロと落ちて脱皮のように新しい皮膚が現われることがあります。
しかし、これを無理に剥がすことで感染症や炎症を起こす原因となるため注意が必要ですので、気をつけましょう。


アトピーの豆知識