アトピーの汁 滲出液

アトピーの汁はリンパ液、滲出液、浸出液とも言われる、傷を治す為に体が出す分泌液です。
汁が出る事は体の反応としては正常なものなので、特別心配はいりません。
アトピーで汁がでるといえば、脱ステロイドの離脱作用によるものが多いです。
ステロイドを常用していた方が、一気にステロイドをやめると、今まで抑えていた炎症が噴火したように出てきて、ステロイドの副作用も出てきます。
その際に、炎症を治す為に分泌されるのが汁(リンパ液、浸出液)です。
脱ステロイドの際の汁は黄色みがかっており、乾燥し固まると、非常に不快です。
中には異臭がすると言う方がいますが、臭いに関してはそう強いものではありません。
汁は、ステロイドの使用歴が短い方で1ヶ月くらいで止まりますが、ステロイドの使用期間が長い方は3ヶ月くらい出続けるケースがあります。
1日中出っ放しということはなく、汁が固まりかさぶた状になり、それが剥がれてまた出て固まりを繰り返したり、一旦止まって数日後にまた出だすケースなど様々です。
脱ステロイド以外でも汁は出ます。
その際の汁は透明に近いものが多く、比較的早い段階で汁は止まります。
アトピーに限らず、ちょっとした傷や火傷などの外傷、手術したあとの内臓にも浸出液はでるものなので、汁が出ることは人体の摂理と解釈し、 『治す必要があるから出ている』と思ってください。
いづれにせよ、アトピーの汁は、強い赤みやかゆみ、腫れを伴うことが多く、汁が出ている時期が一番辛いという声が大多数です。
しかし汁は炎症を起こしている皮膚を治すためにでているので、 それを止めよう抑えようとするのは治癒を遅らせるばかりか、ますます皮膚の状態を悪化させる事になります。
ですから辛いですが、汁は出るだけ出し切る、そう対処するのが治癒への近道となるのです。
この汁の時期を乗り越えなければ健康な皮膚は手に入りません。


アトピーの豆知識