アレルギー ige数値

IgEとは、アレルギーに関する免疫グロブリンです。 免疫グロブリンにはいくつかの種類があり、それぞれ受け持ちが決まっています。

IgG・・・細菌 IgM・・・ウイルス IgE・・・アレルゲン

IgEには下記のような性質があります。 1.上がりやすいひとと、上がりにくいひとがいる。これは体質である。 2.強いアレルゲン刺激が加わったときに増産体制に入る。 3.増産体制は数ヶ月持続するし、半減期も数ヶ月である。 4.指数関数的に上昇する。 5.いったん上がるとなかなか下がらない。

IgEは正常値がなく、アレルギーのない幼児では20IU/ml位が期待されます。 また、アレルギーがあっても非常に数値が低い人もいます。 成人では、170IU/ml位が標準値とされています。

では、血液検査で出たIgE値とは実際に何を示しているのか。 それは、血液中のIgE抗体の総量です。 これを測る事で、どの位の程度のアレルギー体質なのか数字でみようという事です。 しかし、IgEの数値=症状の強さとは限りませんので、惑わされないようにしましょう。 大人のアトピー性皮膚炎の方の中には、IgE数値が1万を超える数値が出る場合もあります。 これが、必要以上にIgE数値検査が行われる理由です。 約80%のアトピー患者で高い数値が出るものの、反対に約20%の人が高い数値が出ない事が知られています。

◆IgE検査方法

IgE検査の内容は、大きく二つに分かれます。 一つは、すべてのアレルゲンに対するIgE抗体を測る方法。 これを、【非特異的IgE検査】とよんでいます。『IgE RIST』ともよばれています。

そしてもう一つが、アレルゲンごとのIgE値を測る方法。 これを【特異的IgE検査】とよんでいます。『IgE RAST』ともよばれています。 特異的IgEとは、特定のIgE。アレルゲンごと、それぞれに反応するIgE抗体の量を調べるのです。

保険がきくのは現在の所、「一度で13項目まで」となっているので、アレルゲンの可能性が高い項目をチョイスして 検査しましょう。


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